まなぼうや通信

バラ大好き!「南部丘陵公園バラ園育成者」

「何の花が好きですか?」と聞かれて、「バラです!」と答える人は多いと思います。バラの原産地の多くはアジア・ヨーロッパなどの冷涼乾燥の地域だといわれています。高温多湿の日本の気候で、バラをきれいに咲かせるにはどうしたらいいんだろう?病気が出ないようにするにはどうしたらいいんだろう?いつ、どうやって剪定したらいいんだろう?そう思われる人達が、指導者のもとでバラの栽培方法を楽しく学んでいるグループが「南部丘陵公園バラ園育成者」です。

一区画を自分の手で


梅林に沿って咲くフロリパンダ ♪

 南部丘陵公園の西側にある“バラ園”と書かれた立て看板を目印にして入っていくと、梅の木などが植えられた斜面に沿ってこのバラ園があります。平成6年にバラが植えられ、その後ボランティアの人達によって除草作業が行われていました。平成14年に、バラが6本から8本植えられた花壇を一区画とし、その一区画を一人の育成者が一年を通して手入れをする現在の形になり、今年十区画が増え全部で四十区画になりました。植えられているバラの種類の殆どは、四季咲き大輪で、多くの品種があって、花色も豊富で切り花に最適なハイブリッド・ティーローズです。枝分かれした茎にたくさんの花をつけるフロリパンダと、出入り口のアーチに絡まって咲いているつるバラもあります。


きれいに咲いたハイブリッド・ティーローズ ♪

 「毎週金曜日の午前中に行われているバラの手入れ作業に参加できること」が育成者応募の条件です。現在登録されているのは、男性4人、女性36人ですが、ご夫婦で作業に参加されている方々もみえます。年代は20代から70代で、富田、川島、内部地区から来られる育成者もみえます。

剪定・消毒・除草

 毎週金曜日の午前9時から11時30分までが、バラの手入れの時間です。育成者は、指導者のもと指示されている今日の作業を行います。剪定などの手入れ法はバラの種類によって異なるので、担当する区画に植えられているバラの種類を知る事が大事です。また、季節やその年の天候によっても手入れ法が違ってきます。指導者は、育成者の質問に答えたり、手入れ法を模範指導したりと、バラ園の中を歩き回っています。育成者は言われた事をメモしたり、剪定方法が書かれた指示書をカメラに収めたりしています。


3人の指導者
バラの栽培に長い間携わってみえます。根気よく指導してくださる頼もしい方々です。 ♪

 テレビや雑誌からでも手入れ法を知る事もできますが、この地域に合った、この時期に必要な手入れ法やコツが、直接指導者から学べるのがこのバラ園育成者の魅力だと思います。また、蒸し暑い日本の気候の中では、葉に黒点ができる黒点病や、葉に白い粉がついたようになるうどんこ病にかかりやすくなります。指導者は病気や時期に合った消毒薬を準備します。気温の上昇とともに、花壇の中や周りには草が生えてきます。大変な作業がいろいろとありますが、バラがきれいに咲いてくれると、その苦労は吹っ飛ぶそうです。

 




シュートの処理の指導風景
春咲きのバラが咲き始める頃、根本から元気よく伸びてくるのがシュートと呼ばれる次の世代のバラです。
しっかりとした茎に育てるにはシュートの先を摘む、ピンチという作業が必要だそうです。

冬には接木の講習が行われました。挿し木よりも確実で、しかも早く花が咲く方法だそうです。

花を楽しむ

 バラの花が咲く頃には多くの見学者が訪れます。「こんな近くにバラ園があるなんて知らなかった」という人や、「あまり人工的じゃないところがいいですね」と、たくさんの木々に囲まれた雰囲気を楽しんでいる人もいました。自分が育てたバラを家庭や近所、地域の人達と一緒に楽しむ事ができるのも、育成者にとって喜びだと思います。

                 見事に咲きました                 トールペイントで名札作り                                                   

 菖蒲とバラのコラボレーション 

問い合わせ  四日市市 市街地整備・公園課  Tel.059-354-8197

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