まなぼうや通信


絵本がすき!子どもがすき!「読み聞かせボランティア」

あなたは子どもや孫に絵本を読んであげていますか?四日市市立図書館で活動されている「中部読み聞かせサークル」と、市立図書館での「読み聞かせボランティア研修」をご紹介します。

「読み聞かせボランティア」の活動
 「読み聞かせ」とは、子どもに絵を見せながら本を読んで聞かせることです。市立図書館の児童室で、赤ちゃんから小学生を対象に、6グループが定期的にボランティアとして活動されています。図書館に足を運ぶきっかけを作り、本に親しんでほしいという思いからです。


読み聞かせに、聞き入る子ども達

「中部読み聞かせサークル」
 「中部読み聞かせサークル」は23年ほど前、中部地区市民センターで開かれた「読み聞かせ講座」の終了後、学んだことを発表する場がほしいということで始められ、現在30〜70歳の女性18名が活動されています。 図書館のほかに本屋、地区市民センター等にも出かけられます。一回の「読み聞かせ」時間は30分〜1時間、読む本は5〜8冊で3人ずつで読んでいます。絵が見えないと困るので10人ぐらいが理想ですが、多い時は親子で50人になることもあります。
 取材した日の「読み聞かせ」は、3人のボランティアにより「おじいちゃんの木」「かえるのはなび」「コスモスさんからお電話です」など5冊を読まれました。
 本の選択は、読み手に任せられているので、皆さんしっかり読み込んだ絵本を持って来られます。
 読み方に決まりはなく、聞き手に飽きさせず興味をもって最後まで聞いてもらうには、自分が楽しんで読むことが必要です。あまり大げさには読みませんが、物語が進むにつれて熱が入ってしまうそうです。

市立図書館「読み聞かせボランティア研修」
 今回、初めて開かれる研修を市の広報で募集したところ定員の2倍の応募があり、20人が参加されました。 講師は25 年活動されている中井千保子さん。ご自身の体験を、時にはユーモアを交えながら話され、参加者は引き込まれるように聞き入っていました。


図書館で読み聞かせをする「中部読み聞かせサークル」

研修の内容
 「読み聞かせ」に必要なのは、第一に読んでやろうとする意欲。豊かな心(心を真っ白にできる力)、絵本を選択する力(読み聞かせに向くかどうかを見きわめる)、文章を理解する力、表現する力、持続する力、努力する力などです。
 絵本は、多くを絵に語らせているので、子どもの気持ちを読み手に向かないように絵に集中させることが必要です。本を選ぶ時には子どもに目を向け、読む時には作者と問答するのが「読み聞かせ」の基本だそうです。
 ボランティアによる「読み聞かせ」は、本で何かを教えるというのではなく、本のおもしろさに気づかせることだそうです。また、読み始めたら最後まで読む、本は読んでみなければ解らないということも気づかせています。

読み聞かせの基本を学ぶ参加者達
同じ物語を2冊の絵本で読み比べて、作者の視点の違いを学びました

図書館での「読み聞かせ」を聞いて
 市立図書館の児童室で「絵本の読み聞かせ」が始まると、1人2人と子どもが集まってきて、いつの間にか20人ほどに。どっぷりと絵本の世界に入った子どもたちの瞳はきらきら輝いていました。「子ども達のありがとうの言葉や、にっこり笑った表情がなによりもうれしい」と、中部読み聞かせサークルの方は話されました。

読み聞かせに関する問い合わせ:四日市市立図書館
                    Tel. 059-352-5108

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