まなぼうや通信


鈴鹿山脈を歩いてみよう!

水沢地区は、市内で唯一鈴鹿山脈に接し、水沢峠から宮越山(水沢岳)、鎌ヶ岳までの県境尾根を含んでいます。水沢地区といえば水沢茶ともみじ谷が先ず頭に浮かびますが、今回は山林を歩くコースを紹介します。

「水沢地区」早わかり
  水沢地区地域社会づくり推進協議会が発行する「すいざわマップ」を参考にすると、名所、旧跡、史跡などがよくわかります(水沢地区市民センターにあります)。
  少年自然の家、ふれあい牧場、宮妻峡、町と調和して存在する神社、寺院などウオーキングに適した所がいっぱいあります。もみじ谷は毎年11月23日が祭りと決められ、多くの関係団体が準備に参画し、もみじ祭りが盛大に行われています。また名産の水沢茶は、黒い覆いをかけ渋みを減らし、旨みを増したかぶせ茶が有名です。

水沢地図 境界線の左上が鎌ヶ岳、左下が水沢峠です

宮妻林道を歩く
 水沢地区は水沢町の里山部分、鈴鹿山麓の市有林、山間部の国有林からなっています。県道44号線を走り、もみじ谷の北側から宮妻峡へ進みます。宮妻峡ヒュッテの駐車場辺りが一般車両の行き止まりになっていて、ここからは林道を歩きます。すぐに鎌ヶ岳へ通じる分岐がありますがそのまま進みます。

登山道入口
カズラ谷を通って岳峠から鎌ヶ岳へいく登山道です

 この近くは第二次世界大戦のころ、雲母を採掘したそうです。雲母峰の名もここから由来しているのでしょう。林道は広く入道ヶ岳近くまで続いています。20分ほど歩くと不動の滝の標識が道の左側にあり、小径を降りると滝が現れます。数メートルの小さい滝ですが、静かに流れているのを見ていると自然との一体感が湧いてきます。

不動の滝案内
不動の滝はここから降りて数分の所にあります

登山道案内
宮妻峡から不動の滝へ行く案内板が宮妻峡ヒュッテのところにあります(至20分)

水沢岳へ登る
 鎌ヶ岳への分岐に戻り20分ほど歩くと、水沢峠の登山口の標識が右側にあります。

水沢峠道案内
標識はときどき位置が変わったりするので注意してみてください

 山道に入るといきなり急坂で狭い谷筋を歩きます。林間の樹木は倒木も目立ち、荒れた谷だと感じます。1時間ほど歩くと最後は急登になり、水沢峠に着きます。南(左側)へ行く道は、イワクラ尾根から入道ヶ岳へ続いています。北(右側)へ進んで15分くらいで宮越岳です。地図表示は宮越岳ですが、地元の人は水沢岳と呼んでいます。晴れていれば、この辺から鎌ヶ岳の全容がはっきり見渡せます。

水沢岳看板
標識にも水沢岳と記されているでしょう

鎌ヶ岳遠望
鎌ヶ岳がかなり近くに見えています

鎌ヶ岳へ稜線歩き
 
水沢岳から鎌ヶ岳までは2時間くらいかかるでしょう。登ったり降りたりの岩場や砂地の尾根歩きが続きます。最後の頃には鎖場もあります。一歩一歩注意して歩きましょう。

岩場
岩場の道を丁寧に注意して登ります

 岳峠へ着くと鎌ヶ岳が大きくそびえ立っています。岳峠は、鎌ヶ岳、長石谷、雲母峰、宮妻峡などへ行く要所となっています。少し歩いてから鎌ヶ岳直下のガレ場を過ぎ急斜面を登ると鎌ヶ岳頂上に出ます。360度の見晴らしに、しばらくは時間も忘れます。

鎌ヶ岳稜線
鎌ヶ岳の頂上から南側の稜線を望む

 鎌ヶ岳で絶景を見て気がつきます。滋賀県側に降りる道はありません。険しい地形になっているからでしょう。帰りの道は岳峠へ戻るか、三ッ口谷コースか、武平峠コースに分かれます。岳峠から雲母峰まで行き、少年自然の家へ戻るコースは、春にはツツジが咲き楽しい尾根歩きができます(全行程で7時間以上かかります)。
  紹介したコースはいずれも健脚向きですから、ウオーキングで足に自信をつけ挑戦したらいかがでしょうか。

問い合わせ  水沢地区市民センター
四日市市水沢町2109−2 Tel.059−329−2001

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