まなぼうや通信

わが街をみつめ、愛する「旧四日市を語る会」

「旧四日市を語る会」は20年以上前に発足し、会の記録として文集「旧四日市を語る」を発行しています。これからの街づくりにアイデアを出し、地域社会への働きかけをされている代表の岡野繁松さんにお話を伺いました。

発足の趣旨
  「旧四日市には文化財が少ない、文化不毛の地と言い聞かされてきた。その上、戦災によって焼失してしまったものが多い。形のある文化財は少ないかもしれない。しかし、過ぎ去ったことや失ったものが、今でも心の中に生きている。繁栄していた町筋などがその一つである。私たちはそれらを、心の文化財といってもいいのではないかと話し合った。そのような心の中にある文化財を語りあい、そして昔の町並を復元しよう」と、いう趣旨で、昭和63年8月に10人で旧四日市を語る会が発足しました。

発足当時の会員の方たち

「旧四日市を語る」の発行
  現在の会員数は約120人。毎月1回例会を行い、会での話し合いをもとに会報を作り、出席できなかった会員に問いかけ、意思の疎通を図ります。そして、その会報をもとに、年1回程度の割合で「旧四日市を語る」を発行します。昨年11月には第19集が発行されました。
  語る会の記録に加えて、第13集では冠婚葬祭、第14集では遊びのいろいろ、第15集では老舗の特集など、昔からの暮らしにかかわることをまとめています。会員それぞれの思いが詰まった文集「旧四日市を語る」は、市立図書館・あさけプラザ図書館に置いてあり、貸し出しもしています。
  第16集で特集された昭和11年頃の復元図

地域社会等との結び付き
  会の活動は、文集の発行以外にも、地域との交流などたくさんあります。
  地域の子どもたちとの交流・伝承遊び。四日市市出身の音楽家小林仁さんのピアノリサイタル、田辺信夫さんのコンサート。東海道散策や広重の描いた東海道五十三次の浮世絵「風の四日市」の場所について探索会。町づくりマップ、旧町名の石柱建立への協力。商店主との話し合い。「20世紀の自然災害 記録と145の証言」の発行など。
子どもたちに旧四日市を語る代表の岡野さん

投稿のお願い
  「というと昭和初期というイメージがあるが、イコール昨日という感じでとらえて、若い人にも、残して置きたいことを投稿してもらいたい。」というのが、岡野さんが今考えていらっしゃることです。投稿は岡野さんまでお願いします。

問い合わせ:
   岡野 Tel&Fax. 059-353-0632


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