まなぼうや通信

生涯学習の達人

四日市市在住の志水雅明さんは、日本文藝家協会会員、郷土作家顕彰会代表として精力的に執筆活動、講演活動をされています。「生涯学習」という言葉は今でこそよく聞かれますが、志水さんは20代後半に「四日市の文芸土壌の豊富さと多様性、そして未紹介」を痛感されて以来、郷土の文芸史、文芸家の研究をライフワークと決め、研究・発表活動を続けておられます。

 ご自宅に伺った折、最初に驚かされたのはその蔵書の量です。そして次から次へと発せられる文芸家の名前、そしてその膨大な知識量です。
  中野町出身の俳人・天春静堂、中浜田町出身の童話作家・東光敬、室山町出身の詩人・鈴木泰治など若くして病死、あるいは戦死し、一般に知られていない文芸家も多く、四日市市だけで100人にものぼる郷土の文芸家たちを紹介・顕彰されてきました。
  四日市は戦災、伊勢湾台風などに見舞われ、歴史的な建造物、文化財の多くを消失しました。また、明治・大正を知る人々が高齢になり、当時の「語り部」が減少しつつある現在、その記憶を記録に残すべく、郷土を歩き、多くの人々に話を聞き、そして数々の「人生ドラマ」と出会われました。
 そのような文学探訪の旅をし、「街道の文学探訪」を平成13年から伊勢新聞日曜版に連載されており、6月7日現在で420回目を数えるまでになりました。
 志水さんがこれまでに執筆された著書は『発掘 街道の文学』1〜3集、『文学碑とその風土』、 『みんなの民話 片目の龍と清太の村』など多数です。

 

戻る