まなぼうや通信

旅へのいざない「四日市文化会」

四日市文化会は、1959年に元参議院議員で商工会議所会頭の故九鬼紋十郎氏らによって創立。月に一回、学者や研究者を講師に招いて、神社仏閣、美術館、博物館等を見学、研修されてきた旅行の同好会です。
第615回の例会にまなぼうや記者も同行、取材させていただきました。

斑鳩の古寺巡り
  10月18日、昨日の雨があがり秋晴れの朝、三岐バスに乗車、目的地の奈良に向けて出発しました。今回の例会に参加されたのは会員の約半数の45人、男性、女性ほぼ半数でした。
  一番はじめの見学地の法輪寺から、つぎの法起寺までは、柿の実やコスモスの花をながめながら、のどかな景色の中を歩いて向かいました。この寺の三重塔は国宝で、三重塔としては最古、最大の美しい塔です。

 

法輪寺の三重塔

 

法起寺の三重塔


法隆寺の五重塔


楽しい食事のひととき

 午後の見学地は、世界最古の木造建築といわれる法隆寺でした。金堂、五重塔、夢殿、中宮寺と巡り、飛鳥・天平からの数々の文化財を拝観しました。
  今回の講師は研究者の竹下繭子さん、博識で特に仏像に詳しい女性です。仏像の時代別の違いから、衣の説明まで話題豊富です。
  特に印象的な話は、夢殿に安置されている救世観音の話でした。ずっと秘仏であった救世観音を、調査に訪れた岡倉天心やフェノロサが、像が覆われていた包帯をはずして開いて見た時、たたりを恐れた僧侶たちが逃げ出したというエピソードです。
  長く秘仏であったため、保存状態のよい尊いお姿を、現在の私たちが拝観することができるのですね。
  そんなことを考えながら、境内を巡っていると、時のたつのを忘れてしまい、気がつくともう帰宅の時刻。
  会員の皆様、お元気で探究心いっぱい。今日一日で約12,000歩も歩かれたそうです。

                                             講師の竹下繭子さん


活動の紹介
  例会は数人の代表の会員さんで企画されます。旅行の前には詳細な資料が郵送されてきますので、読み込んで参加されますと、より有意義な旅になりそうです。
  会費は通信費として年¥5,000、通常の例会のバス旅行の参加費は¥10,000、そのほかの泊りがけの旅行等の例会の参加費は実費となります。
  今後の予定や、入会希望などの問い合わせは代表の伊達貫一郎さんに電話してください。

問い合わせ先 
四日市文化会  伊達貫一郎  Tel 059-352-4385

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