まなぼうや通信

 

生涯学習の達人

「晴鳥雨刻 (せいちょううこく)」 それはまさに達人、安藤宣朗さんを紹介します。

  職場を辞した後、勤務に相当するフリー時間を、いかに過ごすかによってその人の生涯の充実度が決まります。「晴耕雨読」という言葉があります。これを「晴鳥雨刻」とし、晴れた日には自然観察と保護活動、雨の日には自宅工房で仏像の彫刻、それが安藤宣朗(のぶお)さんです。
  8年前の会社定年退職後、以前から心に決めていた二つのことに時間を費やすことになりました。一つは自然観察と保護活動(日本自然保護協会・自然観察指導員、日本野鳥の会会員)、そして今一つが仏像彫刻なのです。
(「晴鳥雨刻」は安藤さんの造語です)

安藤さん製作の仏像

  「仏像彫刻」という言葉を聞いただけで近づき難い気がします。しかし、優しく包み込むような如来像や菩薩像の仏像を見ると思わず引き込まれ、四天王像や仁王像では、その迫力に圧倒されます。
  安藤さんは、これらの仏像を木材(桧や樟など)をノミや彫刻刀で彫ります。この8年間で、大日如来坐像(全高45cm/16カ月/市文化協会賞受賞)・聖観音菩薩立像(全高66cm/9カ月)・地蔵菩薩立像(全高54cm/12カ月)、そして円空仏像・木喰上人像など23体が彫り上げられ、現在は十一面観音像の製作中です。一つの仏像製作には、全高30〜50cmで3〜5カ月、時には1年以上かかります。

 
大日如来座像/市文化協会賞  
地蔵菩薩立像

  時間と食事を忘れ、深夜まで刻まれるその姿勢には感動を覚えます。この製作に集中した結果は、見る人の心を熱く優しく包み込みます。現在「三重刻友会(三重郡朝日町)」の中心メンバーとしてご活躍中で、市内外でのグループ展など多数の出展があります。

自宅工房にて
安藤宣朗さん
 

 時間を限りなく有効に活用される安藤さんの姿勢は、「生涯学習の達人」として、その方向性を示されているように思います。

  仏像作品は、野鳥などの写真とともに次のブログとホームページに紹介されています。ぜひご覧ください。
 
   安藤さんのブログ   http://hoojiro512.exblog.jp/  

    三重刻友会関係
       ホームページ  http://www.ccnetmie.ne.jp/adachi-124/kokuyuu/kokuyuu.html 
       刻友会「仏像を彫る」  http://sakurajun.hp.infoseek.co.jp/  

  

 

  

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