まなぼうや通信

 ウオーキングを楽しむ! 鈴鹿山脈の峠を訪ねて @

「峠」と聞いただけで懐かしい感じがこみ上げてきませんか。はるばる登って来た峠で一休みして、また次の町へ下りて行く情景が思い浮かぶでしょう。峠から山頂に向かって登山することもすてきです。四日市市からは、鈴鹿山脈の山並みが見られ、峠がいくつもあります。自然に親しみ、ウオーキングできるよう、鈴鹿山脈の峠を紹介します。(峠:とうげ…訓読みしかない日本製漢字です)

安楽峠‐間道で安楽に通れた
 鈴鹿山脈の地図を広げて南から見ると、最初にある峠です。三重県側から峠に行くには、国道1号の亀山バイパスの途中から「石水渓」の標識に従って向かうのが分かりやすいでしょう。滋賀県側からは、山女原から入ります。車で行けるので登山の対象にはなっていませんが、南鈴鹿山脈の登山コースの一部になっています。

小社(こやしろ)峠‐仙ケ岳に近い峠
 仙ケ岳と宮指路(くしろ)岳の間にある峠で滋賀県側に降りる道はありません。峠から県境尾根縦走路を南に向かうと20分ほどで仙ケ岳頂上に登れます。360度の素晴らしい眺望が満喫できます。  
  小岐須渓谷駐車場から登ります。西方に延びる林道を40分ほど進むと林道の終点に着きます。登山口の立派な標識もあり、登山道は明確で迷うことなく峠まで歩けます。途中の道はスギ、ヒノキの人工林が続いています。

小岐須峠‐宮指路岳に近い峠
 
宮指路岳と水沢峠の間にあり、やはり滋賀県に降りる道はありません。県境尾根縦走路を南に向かうと15分ほどで宮指路岳頂上へ通じる分岐路に着きます。宮指路岳は高度が946(くしろ)mありこの名前がついたとか。
  小岐須渓谷駐車場から25分ほど歩くと大石橋に着き、小岐須峠への登山口があります。カワラコバ谷をひたすら歩くこと2時間半くらいで到着できます。

 宮指路岳頂上付近は、景色のよいビューポイントが点在しています。東海展望、仙ケ岳へ向かう縦走路周辺、頂上付近など。ゆっくり歩いてみてはいかがでしょうか。

水沢峠‐ツツジ咲く白砂青松の地が近い
  峠の中で唯一四日市市に属しています。峠を越えると滋賀県で、3時間ほどで大河原橋へ行けます。野州川ダムに注ぐ支流に架かる橋で、鈴鹿スカイラインの武平峠から快適な道路が続き5kmくらいです。その先は野州川ダムがあり、日野町の北畑口に至ります。  
  宮妻峡キャンプ場先の駐車場から歩きます。宮妻林道を40分ほど歩くと、水沢峠の登山口の標識が右側にあります。山道に入ると急坂で狭い谷筋を歩きます。その後は普通の山道が続きます。1時間ほど歩くと最後は急登になり、いきなり峠に出ます。

 

 

 水沢峠から県境尾根縦走路を北に登ると15分ほどで水沢岳 (宮越 (みやごし) 山) に着きます。頂上からの見晴らしは、残念ながらよくありません。頂上を過ぎると鎌ケ岳が展望できる個所があります。水沢岳から鎌ケ岳までは2時間ほどかかるでしょう。

 

 

詳しいことは 「まなぼうや通信12号」 にも掲載しています。峠から同じ道を南に進むと素晴らしい景色が待っています。

 

 

 5月のゴールデンウィークのころには、アカヤシオ、ミツバツツジ、イワカガミ、タムシバなどが咲き乱れています。尾根道の東側はアルペンチックな岩場が続き、眼下にアカヤシオの群落が見られ、遠くには四日市市が展望できます。この時期に登ってみれば、大きな感動が得られるでしょう。

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