まなぼうや通信

 

生涯学習の達人

 東阿倉川在住の加納俊彦さんは、今年の4月、四日市市出身の直木賞作家・伊藤桂一氏の短編小説4編とそこに描かれた郷土の風景を、小冊子「小説に描かれた大日寺」にまとめられました。
 

 地元の鉄道会社に勤務され、昨年早期退職された加納さんは、鉄道、郷土史、郷土文学と興味を持たれ、現在は郷土文学愛好家の一人として投稿、講演などを通じ、より多くの人が郷土作家の文学作品を楽しめるよう “橋渡し役” をされています。
  地元・海蔵地区の 「〈早わかり〉海蔵の歴史」 (平成14年2月発行) を編集するなど、「郷土史」 が興味の中心であった加納さんが 「郷土文学」 に興味を抱くようになったきっかけは、四日市ゆかりの 「郷土作家顕彰事業委員会」 代表の志水雅明氏に勧められ、「郷土文学ゼミナール」 に参加したことだそうです。
  「郷土文学ゼミナール (まなぼうや通信 vol.14 に掲載)」 は今年8期目を迎え、6月から11月まで5回の講義の後、6回目に文学散歩が行われます。
 「講義も興味深いけれど、今の私にとっては、文学散歩が一番の楽しみなんです」と、加納さんは言われます。
 その加納さんが、広報紙 「あさけプラザ通信」 の 「図書館だより」 に本格的に投稿を開始されたのは、伊藤桂一ご夫妻が初めて同館に立ち寄られたのがきっかけでした。
  伊藤桂一夫妻が立ち寄られた翌年、平成19年1月号から投稿を始めて、22年8月まで、実に27回を数えます。伊藤桂一氏の作品紹介がほとんどですが、できるならこれからもずっと続けたいそうです。
 今年の11月13・14日に開催される市民文化祭第60回記念 「伊藤桂一文学」 オータムセミナーでは、直木賞作家・伊藤桂一氏の講演会や文学散歩が計画されていますが、その企画にも参画されています。
  加納さんは、豊富な知識を生かして、郷土のために活動しておられる、まさに “生涯学習の達人” です。

 
あさけプラザ 郷土作家作品コーナーの前の加納さん   小冊子「小説に描かれた大日寺の表紙
     


加納さんが投稿されている「あさけプラザ図書館たより 」


伊藤桂一氏生家周辺地図

 

戻る