まなぼうや通信


七宝(しっぽう)で手作りアクセサリー

七宝焼きは、伝統工芸技法の一つで一般的に金属の表面にガラス質の釉薬をのせて焼き付けた物のことを言います。エジプトのツタンカーメン王の黄金のマスクに代表され、世界最古の七宝と言われます。

いつ頃から作られていたの?
  その起源は古く、紀元前十数世紀と言われています。その後、ヨーロッパ各地に分散し、日本には6、7世紀頃に中国・朝鮮を経て、慶長年間(1596〜1614年)に伝来しました。しかし、日本において七宝が盛んに作られるようになったのは17世紀からと言われています。
  七宝焼きの名は、仏教典にある七宝 (しちほう…法華経では、金・銀・瑠璃・シャコ貝・メノウ・マイエ・真珠) のように美しい焼き物ということから付いたそうです。


近藤さんの最近の作品、お孫さんへのプレゼント。

会の名前
  「七宝仲良し会」と言います。気の合った仲間が寄り合い、各自のペースでわいわい楽しんでいます。


わいわいがやがやとお話しするのも楽しみです。お弁当もおいしいです。

設立の経緯
  中日文化センターで開かれていた「七宝工芸教室」が、平成9年で終了になりました。当時の受講生の有志が集まり、継続してやっていこうということになり、平成9年4月に会を作りました。“七宝”という趣味を同じにする人たちでつくった小さな会です。指導は、ベテランの近藤つた子さんにお願いしています。
  道具類は、七宝工芸教室のご厚意により、教室で使っていた電気炉・ガス炉など必要な物を譲って頂けることになりました。作業のできる場所を探していたところ、幸い小浜町の集会所が使わせてもらえることになり、準備が整って活動がスタートしたのです。

会員数
  現在は、女性5人、男性1人の6人です。多いときは、10人ほどで活動していましたが、転勤や高齢化などで現在の人数になっています。

活動の様子
  活動は、月2回のペースで小浜町集会所に集まり、午前10時から午後3時までの5時間ほど活動しています。
  最近の作品は、アクセサリーなどの小物が主ですが、壁掛けなど大物の制作に取り組むこともあります。

取材中に出来上がった作品
炉内温度を確認
ネックレス類
ブローチ類

道具類と材料
1) 焼成用具=電気炉・ガス炉・ガスバーナー、台皿、 金網、金ばさみ、ヤットコなど

2) 釉薬=硅石 (けいせき) に、鉛丹・硼砂 (ほうしゃ) などを混合して溶融し、急冷して作ります。 この原料に有機金属を加えて調合し、透明・不透明・半透明など、 いろいろな色をつくります。釉薬の熔解温度は750℃から1,000℃です。

3) 金属材料=金、銀、銅などの線材と板材
 
  作品は、ブローチ、指輪などの装身具から、茶器、花瓶、額などの大きな物まで作ることができます。自分でデザインするのも楽しいのですが、すでにデザインされた材料を使うこともできます、手軽に作るには便利です。

赤富士
源氏物語より

問い合わせ先
  近藤つた子さん Tel.059-346-5896

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