まなぼうや通信

 

子どもたちに伝えたい郷土の歴史
「四郷郷土歴史研究会」

近鉄西日野駅から川沿いを西に歩くと、北側の小高い丘に洋風建築が見えてきます。旧四郷村役場として大正時代に建てられた四郷郷土資料館です。2月17日、社会見学に訪れた小学生に、四郷地区の歴史や展示の説明をしておられた 「四郷郷土歴史研究会」 の会長・井上正秀さんにお話を伺いました。


会を結成した経緯は…
  2005年 (平成17年) 当時、四郷地区市民センターの地域マネージャーをしていた井上さんに、四郷小学校の校長先生が、地区の素晴らしい歴史や文化財、昔の道具などを、子どもたちに教えてもらえる歴史研究会をつくっていただけないか… と要請されたのがきっかけでした。
  会社勤めを定年退職して、時間的にも余裕のできた同級生に声を掛け、団塊の世代の受け皿にしようと、5人で研究会を始めました。現在は7人で活動しています。

これまでの活動は…
  四郷郷土資料館の管理運営委員会の人たちと一緒に当番制で、毎週土曜日の開館日に来館される方への案内と説明役をしています。
  また、身近な郷土の「祭り」を記録に残そうと、700年続いている東日野・西日野の「大念仏」、300年続く東日野の「獅子舞」、200年続く八王子の「虫送り」の四郷三大祭りをビデオ撮影して解説を付け、DVDを制作しました。
  現在は、伊勢安国寺(西日野町)について、残っている史料が少ない中を、安国寺にあった薬師如来坐像が安置されている日永の薬師堂のほか、飛騨安国寺や丹波安国寺などを訪ね、往時の伊勢安国寺の姿を調査・研究して映像を撮影、解説・ナレーションを付けてDVDを制作しているところで、それが間もなく完成します。そうした一年の成果を、毎年3月に「四郷歴史教室」として地区市民センターで発表しています。




四郷歴史教室 「映像で訪ねる四郷の中世 〜伊勢安国寺〜 」
(平成23年3月18日  四郷地区市民センター 2階 ホール)

今後の活動は…
  近代産業の基盤をつくった四郷の“四大偉人”(伊藤小左衛門、伊藤傳七、小林藤十郎、井上親亮)のことなどについて、近世の歴史に詳しい地元の田中増治郎さんに教えてもらうなどして、研究を進めていきます。

調査・研究だけでなく、お楽しみも…
  伊勢安国寺の調査・研究で飛騨や丹波を訪ねたときには牛肉料理、伊藤小左衛門の関係で横浜開港記念館を訪ねたときは中華街… など、その土地のおいしいものに出会ってグルメも楽しんでいます。
  月に2回ほど、四郷郷土資料館や東日野町のチャレンジド・ネットの事務所に集まって調査・研究を行っていますので、活動を一緒にしてもらえる人なら、どなたでもご参加ください。会費は、必要な都度集めています。

問い合わせ先

井上正秀さん Tel.059-325-7337 Tel.059-325-7337


戻る