まなぼうや通信

 

伝統芸能・文化を伝える
東日野町獅子舞保存会

市内各地に数多くの獅子舞が伝えられてきましたが、時代の移り変わりとともに地域での活動が減っているのは残念なことだと思います。地区の皆様の努力により継承されている獅子舞を紹介します。

獅子舞とは…

  お正月や祭りなど、縁起の良い日に行われます。獅子頭を頭にかぶって、悪魔払い、病魔退散を祈念して笛・太鼓を奏で、境内や民家の庭先で舞います。

東日野町の獅子舞

  およそ300年以上も前から連綿と伝えられている、歴史と伝統のある行事です。獅子の頭につけた胴幕の中に二人が入って舞う 「二人立ち獅子舞」 で、鈴鹿市の 「久々志弥神社」 から伝えられた 「箕田流」 を継承、口取りを猿田彦が務めます。
  春季例祭 (3月) 、秋季例大祭 (10月) に五穀豊穣や病魔退散を祈念して神殿に奉納されます。夜の演舞は猿田彦が現れ、昼間とは違った趣があり楽しめます。


舞いは、半仕場の舞

  1. 「段緒の舞」 2. 「起しの舞」 3. 「前掛の舞」 4. 「別れ扇の舞」 5. 「置き扇の舞」 6. 「喰い廻しの舞」 7. 「角扇の舞」 8. 「畳扇の舞」 9. 「道後段の舞」 まで9種類の演舞があります。数多くの演技を習得するのは大変と思います。
  青年団が活躍していた頃は、青年団によって運営されていましたが、昭和30年代中頃から活動が困難になり、一時休止していました。
  これを憂いた自治会が、保存会会長を自治会長に兼務してもらって、昭和51年初旬から 「継続は力」 を合言葉に、活発な活躍が行われるようになりました。

頭をかむ

  獅子に頭をかんでもらうと、魔除けになると言われています。自身の健康、我が子の成長を願ってかんでもらいます。泣き出す子もあり、微笑ましい光景が見られます。

   
   

後継者の育成

  「貴重な伝統を引き継いでいって欲しい」 と会長さん。会長さんが小学生の頃は、祭りが近づくと地区から学校への依頼により、勉強を早く切り上げて練習に駆けつけたそうです。現在では、みんなが多忙のため揃って練習する機会が少なく、後継者の育成に気を遣っています。


東日野町こども獅子舞教室

  平成21年10月、伝統文化活性化国民協会の補助事業 (現在は文化庁が直接所管) に応募、「伝統文化こども獅子舞教室」 の補助金を受け、教室を開いています。
  毎週土曜日の午後に、獅子、口取り、後舞、笛、太鼓など、それぞれの練習に励んでいます。今では、子供たちで舞うことが出来るまでに成長しているそうです。

   
   

問い合わせ先
東日野町獅子舞保存会
伊藤貞美さん Tel. 059-321-2388

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