まなぼうや通信


名作を声に出して読む

 「よっかいち朗読文学の会」

近代文学から古典、詩などの文学作品の解説を聴き、自らも声に出して朗読をする。 心も体も元気になれる、そんな「よっかいち朗読文学の会」をご紹介します。


講師 河原徳子先生

よっかいち朗読文学の会

  「よっかいち朗読文学の会」は、朗読文学サークルパティオ主宰 ・近代日本文学研究家の河原徳子先生による、文学作品のわかりやすい解説と、みんなで声に出して作品を朗読するという楽しい会です。
  2011年度は 「枕草子」 を読み解く 『エッセイの原点から心晴れやかな生き方を学ぶ』 というテーマで行います。これまでに 「枕草子」 第1段から第111段までの面白いところを抜粋して読んできました。
  取材した日は第4回目で第112段から第142段です。はじめに、北原白秋作の 「あめんぼあかいな」 の詩で発声練習の 「お口の体操」 をします。続いて詳しい資料に沿って、軽妙でユーモラスな解説と先生の朗読を聴き、その後、全員がお腹から声を出して群読します。なごやかな雰囲気のうちに2時間があっという間に過ぎます。
  2008年の発足からこれまでに、夏目漱石、芥川龍之介、樋口一葉、向田邦子など、さまざまなジャンルの朗読をしました。受講は自由参加ですが、50歳から最高齢98歳までの50人から60人 (うち、男性は10人ほど) が毎回集まります。毎月の開催を望む声も多く、現在検討中とのことでした。

全員が大きな声で群読します

河原徳子先生と朗読文学サークルパティオ

  10年ほど前に津市で瀬戸内寂聴さんの講演会が開かれました。その折に 「寂聴文学について」 3回の講座が企画され、寂聴さんと同じ高校の同窓生でもある先生が講師をされました。講座はとても好評で、その後、四日市大学でも講義をされ、その受講生から朗読サークルを作ってほしいという声が上がり、2004年に 「朗読文学サークルパティオ」 が誕生しました。
  現在、文章教室、源氏物語を読むなど、朗読を主にした活動や講演をされています。学生時代に声楽をされていたという先生の声はとても聞きやすく、作品の世界に引き込まれてしまいます。 「声に出して読むということは、作品を書いた文豪の息づかいやリズムが体で感じられるからいいんですよ」 と先生は仰いました。


熱心にメモを取りながら解説を聴きます

先生の美しい朗読にうっとり


  受講生は、「千年も前の作品が今の時代にも通じるという、才女・清少納言の言葉にふれる楽しみがあり、古典が新鮮で、とても楽しいです」と、満足そうでした。

「よっかいち朗読文学の会」

  日時: 偶数月の第3金曜日 13:30〜15:30
  場所: はもりあ四日市(本町プラザ 2階)
  会費: 700円 (毎回自由参加です)

  *2011年度、これからの予定
   「枕草子」を読み解く
    第5回 平成23年12月16日(金)
         「第143段〜第190段」
    第6回 平成24年2月17日(金)
         「第191段〜あとがき」

      朗読文学サークルパティオの公式ホームページ
      http://www.patio-recitation-circle.com

問い合わせ先   奥村卓哉さん  Tel. 059-357-5519

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