鎌ヶ岳登山 頂上直下に迂回路ができました!!

四日市市から鈴鹿山脈を眺めると、中央付近の左側に尖った鋭鋒が見えます。山歩きをしている人ならご存じの鎌ヶ岳です。迂回路ができて安全に頂上まで行けるようになりました。みなさんも一度登ってみてはいかがでしょうか。

鎌ヶ岳の鋭鋒(標高1161m)

  鈴鹿山脈の南部に属する鎌ヶ岳は、三重県と滋賀県の県境に位置しています。北東部から眺めると頂上付近の急斜面とガレ場が眺められます。



鎌ヶ岳の頂上付近

  写真のような頂上と付近は南北に細長いスペースがあります。北側はガレ場の登山路につながり、南側は絶好の展望箇所で、休憩場所ともなっています。


鎌ヶ岳頂上


南側からの眺望/手前は鎌尾根、遠くは仙ヶ岳、野登山

頂上直下のガレ場

  鎌ヶ岳頂上直下のガレ場 (大小さまざまな石が散乱する礫地) は、近年崩壊が激しく登山禁止の噂も出ています。特に下りは危険でロープなども設置されています。ここを避けるように西側に迂回路ができました。

鎌ヶ岳ブナ林について

 頂上の社(やしろ)近くの説明板には、

 『天然記念物 鎌ヶ岳ブナ原始林
  県指定   昭和38年1月11日
  所在地   三重郡菰野町大字菰野字冠ヶ嶽
  所有管理者 菰野生産森林組合
  このブナ林は鎌ヶ岳山頂、直下の東南部、犬星谷、三ッ口谷登山道の間に広がる約6ヘクタールの自然林をいう。ブナ林は全体としては太平洋沿岸の山地型に属するものであるが、一部日本海沿岸の寒地帯のハイイヌガヤなど が混在して、中間性のブナ林としての特色があり、学術上貴重である。近年樹齢つき老廃して倒木するものがある が、その周辺部には若令樹の生育が進み、世代交代の萌 (きざ) しを見せている 』

と書かれています。

鎌ヶ岳への登山路は多い

  鈴鹿山脈の中でも登山路が一番多く、人気のあることがうかがえます。
  北側から順番に記しますと、武平峠から、陰尾根 (通行危険の警告あり)、三つ口谷、 長石尾根、長石谷、馬の背尾根、雲母峰から、カズラ谷から(宮妻峡)、県境尾根から北上、の9コースがあります。

武平峠からの登山 (県境尾根縦走路の一部)

  武平峠の下を貫通している道路477号(通称:鈴鹿スカイライン) は、崖崩れなどで長い間不通でしたが、昨年秋に開通しました。道路脇の駐車場も増えて、見違えるような綺麗な道路になりました。武平峠のトンネルの三重県側と滋賀県側に駐車場があり、ここから武平峠に登り鎌ヶ岳を目指せば1時間前後で辿りつけます。
  鈴鹿山脈は蛭(ヒル)が多く、6月から10月頃まで敬遠する人も多いのですが、鎌ヶ岳から御在所岳周辺は極めて少ないので安心して登れます。眺めの良い県境尾根縦走路の登山をお薦めします。

戻る