この道一筋    毎日筆を握る 服部光子さん

 作品集を見ながらお伺いすると、「お友だちの薦めで四日市市民大学熟年クラスで2年間学び、クラブ活動に“俳画コース”を選択しました」とのこと。このことが俳画を学ぶ基礎となりました。
  もちろん、既に絵心をお持ちの服部さん、熟年クラスを終えてからも、年に一度の発表の機会に出展しておられました。
  お義母様、ご主人様が療養中の時期があり、その頃も寸暇を惜しんでスケッチを続けておられたご様子。練習用の画集には、細密画のように花弁、枝振りなどの方向や色の濃淡などを確認する作業の足跡が、数え切れないほど膨大な量で残されています。

           

 

  「一つの課題を仕上げる時には、数枚の下絵に挑みます。そして、最高のものを一気に一筆で描き上げます」と淡々と語られます。その情熱家の魂が現在まで描き続ける源ではないかと確信しました。
  水墨画の月刊誌を取り寄せて一人で学びました。描きためた絵を投稿するようになります。音沙汰なしの間にも描いては送ることの繰り返しです。
  次第に、入選、佳作、秀作… と掲載される腕前になります。取り上げられて掲載された雑誌が山積みです。それで満足することなく、現在も月一度の師事を受けておられます。その真摯に学ぶ姿に脱帽です。 現在は、ハガキ、小色紙に描くことが大半ですが、大作の水墨画も装丁されていました。
  「作品をお友達に差し上げて、喜んでくださる姿を見るのが好き」とおっしゃる服部さん。まさに、この道一筋」の人でした。 


 
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