まなぼうや通信


未来へ文化を継承する 「ふるさと三重を愛する会」

天然記念物や数多くの史跡など豊かな自然に恵まれ、ふるさとの香りがただよう三重地区で、これらの文化、自然を後世に継承していくために、史跡と散歩道の整備、花いっぱい運動、史跡名所を巡るウオーキングなどの事業を展開されている「ふるさと三重を愛する会」をご紹介します。

きっかけと歴史

  平成11年度「市長の地域対話」の席で、「散歩する人が増えたので海蔵川の左岸を舗装してほしい。当地には多くの史跡があり、それを伝承していくため、地元自治会などから資金を拠出して説明板を設置したい」と提案したところ、市長から「他地区に先べんをつけて、ぜひ取り組んでほしい」と、強く背中を押されました。
  翌12年11月、地元に「三重ふるさと散歩道整備委員会」を設立、5カ年計画を立てたのが始まりです。
  平成16年度からは「個性あるまちづくり支援事業」にも指定され、ステンレス製の史跡説明板や補助板32本、平成17年度には散歩道1.2kmの舗装、2カ所の休憩所、花壇も完成しました。同時に明治41年の一村一社方針で合祀された旧八幡神社の石灯籠2基を代官橋北詰に移設し、要望に応えて常夜灯設備としました。
  散歩道完成後の平成19年には、「ふるさと三重を愛する会」と改称し、さまざまな事業を展開しています。



刑部神社に設置された説明板




代官橋に設置された説明板と代官橋北詰に移設された灯籠




足洗池と説明板



ふるさと散歩道除草作業 (平成24年9月30日)

主な活動

  会長の服部善男さん、顧問の山本高三さんを中心に、散歩道や休憩所などに花を植える「花いっぱい運動」、ごみを拾いながら史跡・名所を巡る「ふるさとウオーキング」、夏休みに小・中学生を中心に行う「写生大会」、御池沼沢の除草作業と大池中学校生徒による刈り草運び出しなど“史跡伝承活動”を行っています。
  「ふるさとウオーキング」は、どなたでも参加可能で、興味ある方は、ぜひご参加を… とのことでした。「ふるさとウオーキング」では、ヘルスメイトのメンバーによる昼食が振舞われ、獅子舞いも披露されるそうです。











ふるさとウオーキング (平成24年11月11日)

 







写生大会 (平成24年7月29日)


ガイドブックを発刊

  21カ所の史跡説明板と11カ所の案内板が完成したのを記念し写真集を作ってほしいという声があり、平成17年に「ぶらり! ふるさと三重の史跡散策」と題した、説明文と写真のガイドブック3000部を発刊して各家庭に無償配布、学校などにはCDロムで配布しました。(ホームページでも見ることができます)
  ガイドブックの制作では、被写体の場所や日照時間の関係から何度も足を運び、やっと撮影できた史跡もあるそうです。


ガイドブック 「ぶらり! ふるさと三重の史跡散策」

今後の活動は…

  「ふるさとウオーキング」で史跡の説明をするボランティアや獅子舞を披露する4保存会では、若手を育成して文化を伝承していくための取り組みを始めていますが、少子化による若手不足で困っているということです。
  伝承・文化・人と人の交流を深めることは、地域の活性化につながります。取材に応じていただいた服部会長・山本顧問のお二人は「住んでいる一人ひとりが、ふるさと三重を愛する心を抱いていただくことを願って、今後も頑張って活動していきます」と語っておられました。


問い合わせ先

  会長 服部善男さん Tel. 059-332-0203
  ふるさと三重を愛する会ホームページ
   http://www17.ocn.ne.jp/~mtmoto/

  

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