まなぼうや通信


三重県の東海自然歩道を歩く! 「椿大神社」 周辺散策を…

前号で内部川左岸までが四日市市の東海自然歩道であることをお伝えしました。右岸から椿大神社(つばきおおかみやしろ)周辺へ至る道は、市民の方々もよく歩かれているのでご紹介します。


鈴鹿市の里山、入道ヶ岳の麓を歩く

  内部川右岸に沿って、西方に東海自然歩道が続いています。道の分岐には道標もあって、道に迷うことはありません。途中で茶畑に沿う道となり、30分ほど歩くとため池があります。

 ここから道標に従って杉の人工林に入ります。軽い登山道を思わせる道を歩き、里山に出て30分ほどで椿大神社入口に通じる車道に出て右折します。



椿大神社は、初詣で賑わう

  椿大神社は、古事記によると紀元前3年『猿田彦大神の墳墓の近くに「道別大神(ちわきおおかみ)の社」として造営されたのを創始とする」と記されています。
  正月の初詣、各種お祓い、神前挙式などで市民と深く関わっています。境内の奥の道から入道ヶ岳への登山道も3コースあり、四季を通じて登山者が訪れています。

西岸寺と山本城跡

  椿大神社の東方に西岸寺があり、その北側に山本刑部の居城であった山本城跡があります。室町時代の築城とされていますが、16世紀末に織田方と秀吉方の戦乱の最中に焼失しました。城跡には建物は残っておらず、土塁、石垣、井戸があります。山本氏は、四日市市鵜の森の浜田城主の系累と言われています。

車道に出ると次の自然歩道の入口が判りにくい

 椿大神社の入口を通り過ぎ100mほどで椿会館があり、駐車場に入る道を右折します。進んで50mほどのところに自然歩道の道標があります。鍋川の左岸の道を歩くとすぐに「大切れ所跡」の案内板があります。江戸から明治時代にかけて度々堤防が決壊し恐れられた場所と記されています。ここから山林の道を歩きながら30分ほどで桃林寺の北側の広場に出ます。



龍雲山桃林寺はひっそりと静かなたたずまい

  養和元年(1181年)に開山し、その後兵火により衰退。慶長年間(1596〜1615年)に再興されたそうです。入口には詳しい案内が記されています。予約制で昼の精進料理が食べられるそうです。
  春の桜、秋の紅葉の頃、庭園は輝きを増します。寺の南側にはきれいなトイレが設置され、周辺の案内地図や東海自然歩道の案内板もあります。

遍照寺は、しだれ桜のある庭園が美しい

 桃林寺から林の中の道を歩くと間もなく、茶畑の明るい道になります。20分ほどで遍照寺に至ります。すぐ先の曲がり角を右折すると、9.5Kmほどで石水渓に行けます。戻るように西へ行けば小岐須渓谷です。そこから鈴鹿山脈の南の部分(入道ヶ岳、宮指路岳、仙ヶ岳、野登山)へと、登山道がおのおの続いています。


 四日市市に近い南の部分の東海自然歩道を紹介しましたが、次回は北の部分を紹介します。林と里山を歩くと普段のストレスから解放され、爽やかな気持ちになります。
  ぜひ一度、東海自然歩道を歩いてみませんか。


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