まなぼうや通信


この道一筋


三味線と民謡をこよなく愛する 坂芳明さん

渋い喉を披露します

 時には激しく、時にはやさしく、坂芳明さんの演奏が始まると、それまでざわついていた教室が静まり、子どもたちが三味線の音色に耳を傾けます。曲と曲の合間にはユーモアを交えて、子どもたちに三味線の魅力や伝統を伝えます。教室には笑い声がおこり、和やかな雰囲気が広がります。
  これは、小・中学校に招かれて行う坂さんの特別授業の光景です。ばちで弦を叩くように演奏する坂さんは、民謡の川崎流の師範として何人ものお弟子さんの指導をするかたわら、ボランティアで小・中学校の特別授業や、敬老会の慰問など、精力的に三味線の魅力を多くの人に知ってもらうための活動を続けておられます。

坂さんの演奏は、ジャズから演歌まで多彩です

 20代でエレキギターのバンドを結成し、30代にはジャズバンドでいろいろな演奏活動をしていた坂さんは、40歳を越えたころ、母親が爪弾く三味線の音の魅力にとり付かれたのがきっかけで、川崎流の三味線道場に入門しました。最初は、仕事が忙しく練習時間がとれなくて何度も挫折しそうになったそうです。
  今では長年勤めた会社も定年退職し、趣味の家庭菜園と三味線の指導に毎日充実した日々を送っておられます。
  そんな坂さんの喜びは、訪れた小・中学校の生徒からお礼の手紙が届いた時です。「『僕でも弾けるようになりますか?』と子どもたちが三味線に興味を持ってくれると、続けていてよかったと思うのですよ」と、日焼けした顔で笑って話しておられました。

 仲間やお弟子さんに囲まれて記念写真

ボランティアで老人施設を訪問しました
 
 
 

手を取って指導する小学校での特別授業

連絡先

 坂芳明さん Tel. 090-8951-5407

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