まなぼうや通信


訪ねてみたい “まちかど博物館” 「花とオブジェの空間館」

まちかど博物館「花とオブジェの空間館」を取材させていただきました。館長は生川明子さん。玄関を一歩入ると、外とはまるで違う空気がお家全体に満ちています。ご自宅を開放されている、まちかど博物館ならではの醍醐味です!


 自作のオブジェに花たちを活けておもてなし 生川明子館長

オブジェと出会うまで
  自作のオブジェや花器には、朝、山で採取したという花が活けられ、丹精を込めて作られた戸塚刺繍の花や蝶も、その空間に屏風や絵として調和し、和みの空間が生まれています。
  生川さんは大分県生まれで、ご結婚を機に四日市にいらしたそうです。主婦として子育てをしている時間の中で、刺繍と陶芸とに出会い、2歳の娘さんを連れ、教室に通い始めました。(1975年)
  その後、陶芸はお休みの期間を経て1994年に再開しました。


  曲面構成の作品


 最近の作品は直線的・多色使い

 
 
 
 
 
 
 数々の作品

オブジェ創作に邁進
  その陶芸で一大転機になったのが1998年にオブジェの展覧会を見たことでした。自分も大きなオブジェを創ってみたい!と思った生川さんは、早速亀山市の日展作家・近藤映彩先生の工房を訪ね、教えを乞いました。
  弟子はもちたくないという先生に何とか弟子入りを許され、以来、亀山の工房に通い、大きなオブジェを作り続けています。
  その作品は60点以上にのぼりますが、2002年から2013年までに三重県展に7回入選を果たしました。その他、女流陶芸展、セラミックアートFUJI国際ビエンナーレ展などでも入選しています。


 玄関をあがり、廊下や壁にもたくさんの作品が…

 

手作り大好き MOTTAINAI精神
  生川さんの作品一つひとつには魂が込められていると感じました。そしてオブジェ作りにも常にチャレンジ精神とエネルギーを感じます。それは、モノを活かすことにもつぎ込まれていて、帯や蚊帳(かや)、絣(かすり)などが形を変えて日々の生活の中で活かされています。

 

家族の歴史も展示
  また、先代・先々代が骨董好きだったそうで、それらのコレクションも展示を喜んでいるかのようです。長い時間をつないで展示してある素敵な“まちかど博物館”をぜひ訪問なさってください!
 きっと時の経つのを忘れる出会いが待っていますよ。

 

問い合わせ先
  生川明子さん 東垂坂町97-5 Tel. 059-332-4861
  (見学は、事前に予約してください)

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