まなぼうや通信


「四日市市楠歴史民俗資料館保存運営委員会」の活動

楠町本郷にある「四日市市楠歴史民俗資料館」で、オープン前から民具などの資料の収集・整理などをされ、オープン後は、案内・説明役などのボランティア活動をされている“四日市市楠歴史民俗資料館保存運営委員会”のみなさんをご紹介します。

 

ある日の運営委員会

  保存運営委員会の定例会は、毎月第1、3水曜日に展示室2階で開かれており、11月定例会に伺いました。
  メンバーは、地元の有志の方々で、60歳代から90歳代の20人(男性9人、女性11人)です。皆さん大変お元気で、熱心に活動をしておられます。

定例会の様子

どんな活動をしているの?

  保存運営委員会の活動内容について、二代目委員長を務める田中清章さんにお話を伺いました。
  主な活動内容は、収蔵品の点検整理、収蔵品の展示、語り部活動、夜間特別開館への協力、夏休み自由研究作品展、写生大会、餅つき体験、子ども茶道教室などといった楽しいイベントの開催です。


見学に訪れた団体のみなさんに説明


「四日市市楠歴史民俗資料館」とは?

  江戸時代に庄屋を務めた岡田家を修復したもので、市指定有形文化財(建築物)になっています。四日市市と楠町の合併が行われた後の平成17年4月に開館されました。
  建物の建築年代は18世紀半ばで、江戸時代中期には現在の主屋と土蔵が建築され、250年ほど経過した遺構ではないかとみられています。
  「旧庄屋の間取りや槍架けのある部屋、立会所など、独特の建物を、ぜひ見ていただきたい」と、田中さんはおっしゃっていました。
  展示棟は木のぬくもりのある独特の構造で、内部には楠地区の文化や自然環境、歴史と、岡田家に残されていた文書や資料、古い生活道具などを常設展示しており、楠地区の姿や当時の暮らしぶりなどがうかがえます。

 
 
展示棟の常設展示
 
屋外の農機具展示                     土蔵内の展示
 
主屋には「槍掛け」も…                   主屋の部屋
 
主屋内部の展示                       生活用具の展示とカマド 
 
庭園                              水琴窟も…

 また、資料館の大きなイベントである夜間特別開館は、夏と秋に行われ、夏は地元の本郷ホタル保存会の案内によるホタル観賞会も行われます。コンビナート夜景とホタルの飛び交う光景がみられ、全国的にも大変珍しいものです。

今後の抱負は…

  委員長の田中さんは、「来館者が年々増えていて、子どもたちの笑顔が励みになります」そして、「子どもたちに歴史や文化を伝え続けていきたいので、保存運営委員会では熱意のある後継者をお待ちしています」とのことでした。


パネルで楠の歴史を説明中の田中さん

 読者のみなさんも、ぜひ一度見学していただき、保存運営委員会の活動もご覧いただければと思います。

問い合わせ先

  四日市市楠歴史民俗資料館 Tel.059-398-3636

    開館時間 午前9時から午後5時
       (冬季、主屋は午後4時30分まで)

    休館日 月曜日(祝日、振替休日にあたるときはその翌日)、年末年始、臨時休館日

 

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