まなぼうや通信

 

静かな山道を行く 東海自然歩道 東林寺〜川原越え

 

三重県の東海自然歩道は、どこから始まるのでしょうか。岐阜県の美濃津屋駅から川原越えの東海自然歩道は、川原峠で三重県に入り東林寺へ続いています。三重県側の東林寺から歩けば2時間半ほどで川原峠(標高700m)です。整備された静かな山道を満喫でき、楽しく歩けるので紹介します。

東林寺(標高200m)と白滝

 いなべ市藤原町川原にある東林寺は、川原観音とも呼ばれ、奈良時代の高僧行基の開山とも言われる古刹です。境内の東にある落差22mの白滝は、清楚な優しい滝で、見ているだけで心癒されます。登山の始めに足慣らしを兼ねて見学してみてはいかがでしょう。

 

コースの入り口

 東林寺近くの十字路に東海自然歩道の道標があります。道標に従い岐阜県との県境方面へ歩くと、すぐに左側に入る小道があり、東海自然歩道の緑色の看板もあります。

 

山道は丸木階段が多くなだらかな登り道

 歩き始めから丸木階段の道で、なだらかな登りが続きます。途中には平坦な道もあり、遠くの山なみを望みつつ歩くことができます。40分ほど歩くと、道標があり、「東林寺1.5km、川原越え3.9km」と記されています。道標には距離が示されているため、歩くペースを確認することができます。小さな沢に沿った道が続き、自然林の中の緩やかな登り道が続きます。

 

東屋近くはコース中唯一の分岐

 2時間ほど歩くと東屋があり、休憩するのに適した場所に着きます。標高700mを超えており、この辺りでは最も高い位置にあります。近くに道標があり、川原越え方面も示されているため、迷うことはありません。

 

川原越えに向って急坂を下る

 丸木階段の急坂を20分ほど下り、沢にかかった橋を越え右折すると、緩やかな登りの林道に出ます。そして沢の左岸沿いの道を歩いていきます。

 

川原越えに向って再び登る

 林道から右折して、再び林の中の道を登ります。苔むした道はふかふかとして足に優しく、10分ほど歩くと大きな林道に出ます。更に小道を登ると川原峠に至ります。

 

川原越え

 川原越えは古くは養老山地に阻まれた東西の村を結ぶ山越えの要路として利用された生活の道でした。西方(川原側)は緩やか、 東方(南濃町津屋側)は急坂となっています。素晴らしい景色を楽しめる縦走路は、北方へ歩けば養老山(4.1km)、南方へ歩けば二之瀬峠、庭田山園地(6.4km)に通じています。

 

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