まなぼうや通信

 

この道一筋

木や竹を使った工作を教える 伊達傳司さん

 伊達傳司さん(64歳)は、二十数年前から「森野仲間」を主宰し、子どもから大人まで幅広い世代に、木や木の実、竹などを使った工作を教える活動を続けておられます。
  それは、「“木のあたたかさ”を感じてほしい、自然の大切さを知ってほしい」との思いからでした。元々工作好きだった伊達さんは、自然観察会に加えて、工作教室を取り入れました。



  現在は、毎週火曜日(祝日を除く)に三重県民の森の“ふれあいの館”で竹細工教室を開いています。
  教室では、竹を切り出すところから始めます。真竹(まだけ)を切らせてもらえる所へ出かけ、切り出した竹をたわしで洗い、それを鉈(なた)で半分、その半分、またその半分…と必要な幅まで割っていきます。そして厚さを薄く剥いていき、竹ヒゴを作ります。この作業が全体の8割です。
  実際の竹ヒゴ作りを見せていただくと、幅や厚みが片寄らないように、鉈を微妙に傾けたり戻したりして調整しており、その正確さは、まるで神の手のようでした。

 
 

  竹ヒゴができると、それを編んでいきます。編み方には、亀甲、六ツ目、ゴザ目、筏(いかだ)目編みなどがあります。指使いの基本を覚えるため、最初は「鍋敷き」を作ることから始めます。



  その後、ザルやカゴ、花入れ、弁当箱など、生徒さんたちが作りたいものに取り組んでいきます。伊達さんは、生徒さんの求めに応じて、目の数え方や編み方、手順などをアドバイスしたり、実技の手本を示したりしています。



 

  伊達さんは、こうした活動の拠点として、作りたい人たちが気軽に集まれるように、近い将来、自宅に隣接した“工房”を建てたいと、抱負を語っておられました。

問い合わせ先

 伊達 傳司(だて でんし)さん Tel. 090-2181-3330

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